【ワールドトリガー】那須隊の隊長・那須玲の強さと魅力を考察!

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B級中位チームの那須隊(なすたい)は、女性だけで構成されたガールズチーム。

隊長の那須玲(なすれい)は、作品内でも読者からも人気が高く、脇役ながらガロプラ戦での活躍の機会ももらっています。

今回はワールドトリガーの女性陣の中で高い人気を誇る那須について、彼女の強さと魅力を考察します!

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那須玲(なすれい)とは

《出典:ワールドトリガー》

那須玲は、B級中位チームの那須隊の隊長兼エースを務める隊員。

病弱な人間をトリオン体で元気にできるかという研究の被験者。実際にトリオン体では健康そのもので、元気に動き回って敵を蜂の巣にしています。

しかし、戦闘後に肉体に戻ってからは身体がつらそうだったので、実際の肉体を回復させるまでには至っていないようです。

好きなことが「トリオン体での運動」なので、本来病弱の身体なのに運動できるようになって満足しているのでしょう。

おとなしい性格で感情の起伏があまりないですが、仲間のために静かな闘志を燃やすクールな人物。チームメイトとは仲が良く、A級レベルの近界民を撃退する連携力があります。

三雲修(みくもおさむ)たちとは、ランク戦で一度だけ対戦しました。那須隊がステージ選択権を持ち、天候「暴風雨」という珍しい設定で意表をつきました。

総得点では玉狛第二に負けましたが、玉狛第二と鈴鳴第一という格上相手に3点を獲得する活躍を見せています。

マスタークラスのシューターにして、トップレベルのバイパー使い

那須は個人ポイント8000以上のマスタークラスのシューター。個人ではA級レベルの実力者です。

特にバイパー使いとしてトップレベルの実力を持ちます。シューター2位の出水公平(いずみこうへい)に次ぐほどバイパーを巧みに使いこなしており、リアルタイムで瞬時にバイパーの弾道を引ける数少ない人物。

障害物などおかまいなしで複雑な弾道を引き、『鳥篭』と呼ばれるバイパーの全方位攻撃を得意としています。

《出典:ワールドトリガー》

相手がシールドを広げたタイミングで一点集中放火してシールドを割りにきたり、修の奇襲を予測して予め撃った弾が戻ってくるように撃つなど、敵の行動を先読みした攻撃もお手の物。

その実力は、B級中位クラスの実力を持つ来馬と別役太一(べつやくたいち)の2人を相手にしても、撃ち合いで大きく有利を取れるほど。更に修と雨取千佳(あまとりちか)が鈴鳴第一の援護に入って、実質1対4の状況下でも一人で3点をもぎ取りました。

那須は病弱のためあまり個人ランク戦には参加している印象がないので、個人ポイント以上の強さを秘めていそうですね。

単騎で点を取れるエース

《出典:ワールドトリガー》

シューターは本来一人で点を取ることに向いたポジションではなく、アタッカーなどに点を取らせるポジションです。

しかし那須隊では、アタッカーの熊谷友子(くまがいゆうこ)が防御・援護に回り、那須が点を取るという普通の逆の連携を取っています。

普段は機動力と手数で相手を圧倒して追い詰めていくスタイルですが、合成弾を使うこともできるので、単騎で点を取れる火力もあります。ランク戦では味方の援護がない中で3点を取っており、那須隊のポイントゲッターの役割を果たします。

ただ本当は那須が点取り屋を務めるよりも、出水のようにサポート重視で立ち回る方が戦いやすいのかなと思いますね。迅悠一(じんゆういち)がランク戦の解説でアドバイスしていた通り、那須以外に点取り屋がいると那須の負担が減ってチームの順位が上がりそうです。

病弱な体質と、トリオン体での派手な戦闘のギャップが魅力

那須の魅力は、外見や強さだけではなく、普段は病弱でおしとやかなのにトリオン体では派手な戦闘を行うギャップにあります。

バイパーの軌道は出水と違い、弾全体が統率されたように綺麗な弾道を描いています。射出前も身体の周囲に規則的にキューブを展開するなど、生真面目な性格が反映されているように思えます。

ガロプラのウェン・ソーとの戦いでは、止めの攻撃が無駄に幾何学的な模様を描き、非常に見栄えの良いコマとなっています。弾道変化に美意識でもあるのかもしれませんね。

《出典:ワールドトリガー》

儚げな印象のある病弱設定と、戦闘では派手で見栄えの良い攻撃をするというギャップが、彼女の人気を上げている要因だと思います!

まとめ

那須隊はB級中位グループのチームなので、玉狛第二がB級上位に上がってからはランク戦を行う機会もなく、出番は多くありません。しかし那須を始めとして魅力的なキャラクターが多いので、今後の活躍を期待したいですね!

那須は単独で十分な強さなので、ワンチャン遠征選抜に単独で選ばれたりしないかな……と思ったんですが、病弱だから流石に遠征に行くのは無理かなあ。

チームメイトの日浦茜(ひうらあかね)がボーダーを辞めることが決定しているので、後釜がどうなるかなど、今後の那須隊の動向が気になりますね。

《那須隊が活躍するランク戦は11巻と12巻!》