B級の那須隊のスナイパーである日浦茜(ひうらあかね)は、大規模侵攻が原因で親からボーダーで働き続けることを反対されており、中学卒業と同時にボーダーを辞めさせられることになっています。
時期的にはアフトクラトルへの遠征が終わった後には、茜が辞めると思います。結構かわいくて良いキャラなのでここで退場するのは勿体ない気がしますが……。
茜が抜けると那須隊が残り二人になってしまうので、次のシーズンまでにメンバーを補充しないときついと思います。スナイパーが抜けるので、別のスナイパーが欲しいところですね。
茜の後釜となるスナイパーは、C級隊員の夏目出穂になる可能性があると思っています。那須隊の今後について考察していきます!
那須隊とは

《出典:ワールドトリガー》
那須隊はB級中位グループの部隊。隊員が全員女性という華やかなチームです。
隊長の那須玲(なすれい)はマスタークラスのシューター。リアルタイムに弾道を引ける優秀なバイパー使いで、ランク戦では実質1対3の局面で3人全員倒しきる活躍を見せました。
アタッカーの熊谷友子(くまがいゆうこ)とスナイパーの茜は、エースである那須の援護を中心に立ち回ることが多く、玉狛第二のようなエース中心の立ち回りで戦っています。
登場時点で茜が除隊することが確定していたため、「この3人で今までで最高の順位を取ろう」と強い気持ちでランク戦に臨んでいました。
今までの最高順位が8位だったので、7位以上となるとB級上位グループに入るということになりますが、上位は二宮隊・影浦隊・生駒隊・王子隊・弓場隊・東隊・玉狛第二・鈴鳴第一がいますから、この中に入り込むのはかなりきついですね……。
実力的にはB級部隊中の上くらいだと思います。茜が抜けることで今後どうチームが変わっていくのかが気になる部隊です。
夏目出穂が日浦茜の後釜となる?

《出典:ワールドトリガー》
茜が抜けた後の後釜の話は作中で出ていませんが、同じ女性スナイパーとして夏目の可能性は十分あるんじゃないかと思いました。
那須隊は別に女性だけでチームを組むというコンセプトを持っているわけではないと思いますが、オペレーターの志岐小夜子(しきさよこ)は男性が苦手ですし、補充メンバーも女性になりそうなんですよね。
夏目はまだC級隊員ですが、スナイパー合同訓練で茜と面識があり、歳も近いので交流を深めそうです。スナイパー1位の当真勇(とうまいさみ)から狙撃のアドバイスをもらって上達してましたから、次のシーズンにはB級隊員に上がっていてもおかしくはないと思います。
茜が辞める前に後釜として那須隊に紹介してくれるかもしれません。夏目なら那須隊の二人と仲良くできると思いますし、結構ぴったりなポジションじゃないですかね。
ただ実力的に茜より下ですから、夏目が入ったとしても戦力は少し低下してしまうことになりますね。でも夏目以外にC級で出番のある人っていないので(3バカと組むとは思えないし)、夏目がB級に上がったらチームを新規で作るより那須隊に入る方がしっくりきそうです。
那須以外のスコアラーが入隊するかも?
ランク戦の試合後の解説で迅悠一が、「那須がリーダーとエースを兼任しているので負担が大きい」と発言していました。

《出典:ワールドトリガー》
嵐山隊が木虎藍(きとらあい)を新エースに据えたように、那須隊にも点取り屋が他にできるともっと上に伸びるというアドバイスがありました。このアドバイス通りに、那須隊に那須以外の点取り屋が新しく入る可能性はあり得ます。
その役目を夏目が担うのはちょっと厳しいかな。いきなり茜を越えてエースになれるほどの強さになるとは思えません。
熊谷が成長するというのもあるかもしれませんが、迅の言い分だと新しくメンバーを加入させるのを促す言い方なんですよね。なので、前を張れる強力な新メンバーが加入されると強くなりそうですね。
夏目を入れてもまだ1人枠がありますし、いっそ弓場隊から帯島ユカリが加入されたりしないかなあ。まあ弓場隊が解散でもされない限りオビニャンが弓場隊を抜けることはなさそうだけど……。
帯島なら十分一人で点を取っていける実力があると思うし、オールラウンダーなのでポジション的にもバランス良い。かわいい女性なので見た目的にも良い。夏目とオビニャンが那須隊に入ったらめっちゃ那須隊の人気が上がりそうなんですけどね。
まとめ
那須隊の茜が除隊した後、夏目が後釜のスナイパーとして那須隊に入る可能性は十分あると思います!
流石に帯島が那須隊に入ることはなさそうですけど、新たなスコアラーとして誰が浮上するのか気になりますね。熊谷が頑張るのか夏目が覚醒するのか新メンバーが入るのか。
那須隊はB級中位グループですが読者人気が高く、ガロプラ戦でも見せ場をもらっているので、もっと強くなって出番が増えることを期待したいです。
《那須隊が活躍するランク戦は11巻と12巻!》