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【ドラゴンボール】ベジータの性格が変わっていく過程を考察! 一番影響を与えた人物とは?

 

『ドラゴンボール』のライバルキャラクターと言えば、ベジータ。作中でも公式に悟空のライバルとして扱われた人気キャラクターの一人です。

 

ベジータはサイヤ人編で登場したため、ライバルにしては結構登場時期が遅いです。当初は地球を侵略しにやってきた悪党で、ドラゴンボールを集めて不老不死になって宇宙を支配することを企んでいました。

 

悟空たちによって迎撃された後は、ナメック星で再び戦うことになるものの、フリーザという共通の敵を前にして一時的に共闘します。

 

それ以降、純粋に仲間になったわけではないものの、地球に住み着き共に戦っています。ピッコロと同じように元々敵だった人物が、徐々に仲間になっていったという感じでした。

 

最終的にはすっかり普通に仲間になっていましたね。悪人のベジータの性格が変わって改心していった過程を考察します!

 

サイヤ人編のベジータ

《出典:ドラゴンボール》

 

サイヤ人編のベジータはまさに極悪非道な人物。

 

フリーザの手下として働き、異星を侵略してその星の住人を絶滅させ、フリーザに星を売り渡していました。

 

本人も悪人である自覚があり、容赦なく人殺しを行います。仲間意識も低く、悟空たちに殺されたラディッツを役立たずと罵って生き返らせる気がなかったり、悟空に敗れたナッパを用済みと言って自ら手にかけていました。

 

この頃は後に善人になる要素など皆無でした。クリリンがベジータにとどめを刺すのを悟空が止めたときは、クリリンは「こいつもピッコロのように改心すると思ったら大間違いだ」と警告しているほどです。

 

《出典:ドラゴンボール》

 

惑星フリーザに帰還して怪我を治療した後も、すぐにまた地球を侵略しに行こうと考えていました。しかし、フリーザがナメック星に行ってドラゴンボールを集めているという情報を聞いたことで、先にフリーザが不老不死になることを阻止するため、地球を後回しにしてナメック星に向かうことになります。

 

サイヤ人編のベジータは徹頭徹尾、悪党でした。ここから仲間になっていくとは考えがたいレベルでしたね。

 

フリーザ編のベジータ

フリーザ編では、フリーザよりも先にドラゴンボールを集めて自分が不老不死となり、宇宙を掌握しようと企みます。

 

ベジータ、フリーザ一味、クリリンたちという三つ巴でドラゴンボール争奪戦が行われます。ベジータはフリーザとも敵対していますが、地球人とも味方する気はなく、脅してドラゴンボールを奪ったりしています。

 

しかしギニュー特戦隊がナメック星にやってきたことで状況が変わり、クリリンたちと共闘してギニュー特戦隊と戦うことになりました。

 

この時点ではあくまでギニュー特戦隊、またフリーザを倒すために仕方なくクリリンたちと共闘しているというだけであり、仲間意識はないし自分が不老不死になって宇宙一になることも諦めていません。

 

フリーザ戦では悟飯が殺されそうになっているのを見ても、「あのガキが死ぬのは構わんが」と述べて助けようとしない描写もあり、根本的にベジータの性格は変わっていないのがわかります。

 

《出典:ドラゴンボール》

 

悟空が自分を超えている強さを身につけていることには大きくプライドを傷つけられていますが、大怪我を負った悟空の怪我を治療する際、「貴様なら大した時間もかからずに全快できるだろう」と言っており、悟空の強さを認め始めていました。

 

フリーザに致命傷を受けた死に際には、悟空にサイヤ人の仇としてフリーザを殺してくれと涙ながらに頼んでいます。悟空に仲間意識を持ったわけではないでしょうが、同じサイヤ人の生き残りとして少し特別な意識を持っているのだと思います。

 

ドラゴンボールで復活後は地球に住み着きますが、そこで何も悪事を働かず、それどころか死んだ悟空を蘇らせる手段を悟飯たちに教えるなど、今までとは打って変わって平穏になっています。

 

 

 

超サイヤ人となった悟空を蘇らせて、いつかその悟空を超えたいという気持ちからの発言であったため、単純に悟空を助けたいつもりで言ったわけではありません。「宇宙一になった男を直接見てみたい、そして自分がそいつを超えて一番になりたい」というプライドのためです。

 

ただフリーザのときは不老不死になってでもとにかくフリーザを殺して自分が宇宙一になりたいと思っていたのに、この時点では悟空を復活させてその上で超えたいと思っているんですよね。この先もポルンガや神龍の願いで不老不死になろうともしないですし。

 

この頃から宇宙を支配したいという欲より、自分がナンバー1でありたいという想いが強くなっています。おそらく悟空が憧れの超サイヤ人となったことで、サイヤ人として負けたくないというプライドが強くなったからでしょう。

 

人造人間編のベジータ

人造人間編では3年間悪事も働かずにひたすら修行だけしていました。前述のとおり悟空を超えることが一番の目的になっていたからです。

 

また、ブルマとよろしくしてトランクスを生んでいます。出来心というかたぶん勢いだったので、ブルマへの愛情があるかというと若干怪しいです。人造人間20号の攻撃でブルマとトランクスの命が危なかったときも、特に助けることも心配することもしていなかったですしね。

 

修行中に超サイヤ人へと覚醒したことで、失っていた自信を取り戻し、今度こそ自分がナンバー1になったと思っていました。当初の計画では人造人間を倒した後、悟空と戦う予定だったはずです。しかし、17号と18号が自分を遙かに超える強さだったため、再び人造人間を倒す修行期間に入ります。

 

もし計画通りに悟空を倒すことができていたら、もしかするとベジータは宇宙征服に乗り出していたかもしれないですね。ブルマとトランクスにはわずかばかりの家族意識は残るかもしれないですが、フリーザ編のような悪意に満ちたベジータに戻っていた可能性はあったと思います。

 

 

 

精神と時の部屋で修行してまた自信を取り戻しますが、完全体のセルに敗北。更に精神と時の部屋から出てきた悟空が自分を遙かに上回る気の大きさだったため、焦燥感がより募っていきます。

 

最終的に悟空とセルを上回ることができず、二人が戦っているときに、悟空が天才であり自分は敵わなかったということを認めています。その後悟飯が超サイヤ人2になってセルを倒して、悟空はセルの自爆で死んでしまいました。

 

悟空が死んだことを悔しがっているのは、とうとう悟空を超えることができないままいなくなってしまったからですね。悟空が死んでしまったことで、ベジータは永遠に悟空を超えることができなくなりました。

 

《出典:ドラゴンボール》

 

悟空の息子である悟飯にも追い抜かれ、自分はセルを倒すこともできなかった。「俺はもう戦わん」と意気消沈しているのは、プライドが粉々になってしまったためでしょう。

 

ベジータが宇宙を支配しようとしていた悪人であることは事実ですが、根幹にあったのは自分が最強であるというプライドの高さゆえ。悟空と悟飯への敗北感により、悪意が薄れたというより、ベジータの中で目的を失ってしまったところが大きいように思います。

 

また、トランクスがセルに殺されたときにベジータが激昂していたため、家族意識もでてきていました。前述のとおり悟空と悟飯が自分より上であると認めたこと、それから精神と時の部屋でトランクスと一緒に修行していたことも、ベジータが変化するきっかけになったのかもしれません。

 

魔人ブウ編のベジータ

セルがいなくなってからの7年間は、仕事もせずに修行ばかりしていたそうです。うらやましい。

 

セル編終了時点では悟飯の方が強かったですが、悟飯が修行をしていなかったため、7年後にはベジータの方が強くなっていました。

 

悟空は死んでいるため、この時点では全宇宙でベジータが一番強い時期でした。ベジータも悟飯より自分が強くなっていることを自覚しているため、その気になれば宇宙征服もできたはず。

 

それなのにただひたすら修行していたのは、死んでしまった悟空を超えることができないため、悟空の亡霊を追い続けて修行していたのではないかと思います。(実力的には7年前の悟空より強くなっていますが、もし悟空が生きていれば当然悟空も強くなっておりどちらが上かは分からないので、ベジータは悟空を超えられなかった気持ちがいつまでも残っていると思います)

 

7年間穏やかに地球で過ごし、ブルマとトランクスと関わったことで家族愛も芽生えてきています。ベジータ自身、「地球での暮らしも悪くないと思っていた」と後から発言していますので、はっきりと変化してきているのが分かります。

 

魔人ブウ戦では、悟飯の気が感じられなくなって死亡したと思ったベジータは、魔人ブウに対して「てめえよくも悟飯を殺しやがったな」と怒っています。フリーザ戦では悟飯の命などなんとも思っていなかったベジータが、今では悟飯に仲間意識を持っていることがわかる描写です。

 

《出典:ドラゴンボール》

 

最後は自分の命と引き替えに魔人ブウを倒そうとし、ピッコロからは初めて他人のために戦っていると評されていました。クリリンとピッコロがベジータの死をつらそうにしているところを見ると、周囲からもベジータに対して仲間意識を持たれていたみたいですね。結果的に魔人ブウは生きていて、ベジータの無駄死にで終わってしまいましたが……。

 

死んだベジータは当然地獄へと行っていましたが、魔人ブウと戦うために占いババの能力で再び地球へ。悟空とポタラやフュージョンで合体して戦うことをすごく拒んでいましたが、これはサイヤ人としてのプライドで、合体して戦うよりも一人で戦いたかったためです。(ライバルの悟空の力を借りるのも嫌だったんでしょう)

 

 

 

最終決戦では遂に悟空をナンバー1と認め、あのベジータが悟空に「がんばれ」と応援までしています。この時点で完全に悟空を仲間として認めていました。

 

こうして振り返ると、ベジータの性格に大きな影響を与えた人物は、ブルマとトランクスだけではなく、悟空の存在が非常に大きかったのではないでしょうか。同じサイヤ人でありながら常に自分より上に居続ける存在がいたため、ベジータもただ強くなることだけを考えて修行し続けていたのだと思います。

 

まとめ

ベジータが改心できたのは、悟空というライバルが身近にいた影響が一番強いと思います。悟空をナンバー1と認めた最後の魔人ブウ戦が、ベジータが改心して本当の仲間になった瞬間です。

 

家族愛に関しては最後は悟空よりもベジータの方が高かったとさえ感じますよね。悟空は老界王神にブルマのエッチな写真を渡そうとしているところとか、ちょっと……。

  

《ベジータが登場するサイヤ人編は17巻から!》