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【ドラゴンボール】ランチが消えた理由は二重人格へのクレームが原因か

 

ドラゴンボールは女性キャラクターが少ないです。主要なキャラはブルマ、チチ、人造人間18号、ビーデルの4人くらいしかいません。

 

実はもう一人、ランチという女性キャラクターがいたことを覚えているでしょうか。もしかするとドラゴンボール好きでもランチを知らないという方もいるかもしれません。

 

ランチは物語序盤から登場し、ブルマほどではないですがそれなりに出番のあったキャラクターでした。見た目もかわいく、決して人気のないキャラではなかったと思います。

 

しかしある時期を境に、ぱったりと物語から消えてしまいます。準レギュラー程度の出番があったにも関わらず突然全く登場しなくなってしまうのです。

 

その原因は、二重人格に対してクレームが入れられたからではないか? と考えられます。

 

ランチとは

《出典:ドラゴンボール》

 

悟空とクリリンが亀仙人に弟子入りするための条件として、「ぴちぴちギャルをつれてくること」を命じられました。

 

ギャルを探していた悟空たちとたまたま出会ったのがランチという女性。可愛らしい見た目と、おしとやかな性格をした女の子で、亀仙人のお眼鏡にかなってカメハウスに住むことになりました。

 

天然ボケなところがあり、フグの毒取りを忘れる、爆弾をゴミ箱に捨てようとするといった、ちょっとずれたところがあります。

 

ランチにスポットを当てたお話があまりなく、ブルマと比べれば影が薄いところがありました。

 

ですが、彼女は二重人格という特徴があり、こちらの人格よりもう一つの人格の方がキャラが立っていたと思います。

 

もう一つの人格

ランチはくしゃみをすることで人格が変わる二重人格です。

 

くしゃみをすると金髪になって目つきも変わり、性格が凶暴な人格へと変化。

 

《出典:ドラゴンボール》

 

強盗など犯罪も平気で行うようで、初登場時もそのせいで警察に追われていました。悟空たちの前でも人格が変わると、いきなり銃器を向けて発砲してくるほど危ない性格をしています。

 

自分が二重人格であることは、どちらの人格も自覚しているみたいですが、別人格のときの意識や記憶はないようです。よっておとなしい人格のランチとは友好的な関係を築く一方、凶暴なランチには敵対意識を持たれるという関係になっていました。

 

しかししばらくしてからこちらの人格でも悟空たちへの仲間意識は生まれたようで、攻撃するようなことはなくなり、一緒に天下一武道会を観戦するなど打ち解けるようになっていました。

 

突然失踪し、物語から消えてしまう

カメハウスの一員だったものの、ある時期からぱったりと登場しなくなります。

 

凶暴な人格のランチは天津飯のワイルドさに惚れたらしく、マジュニアと戦った天下一武道会後、天津飯を追いかけてカメハウスを出ていってしまったとのこと。

 

サイヤ人編にてクリリンがその事情を語りますが、それ以降ランチは一切登場しません。物語終盤の地球人みんなが元気を受け渡すシーンでも登場せず、最後の集合絵にすら描かれることはありませんでした。

 

そこまで重要キャラだったわけではありませんが、こんな形で失踪して以降、話に触れられることすらないというのはちょっと不自然ですよね。

 

二重人格という設定にクレームを入れられた?

ランチが消えた理由は、二重人格という設定にクレームを入れられたことが原因かもしれません。

 

二重人格は実在する人格障害であるため、障害者団体が作品にクレームを入れてきたことがあるようです。別に二重人格の人を貶めるようなことは描かれていないんですけどね……。

 

ただランチのもう一つの人格は凶暴で犯罪的となり、銃で人をバンバン撃つような人物なので、そこが障害者団体としては気に入らなかったのかもしれません。

 

そのクレームが直接の原因かは分かりませんが、何も関係していないとは思えないですよね。そういったトラブルを回避するためにランチを物語から取り除いた可能性は十分あり得ます。

 

超サイヤ人と設定が似ていることは関係ない?

他に言われている説としては、ランチの二重人格が超サイヤ人と被るから退場させられたのでは? という仮説があります。

 

超サイヤ人は怒りで覚醒し、髪が金髪に変化します。軽い興奮状態となってやや荒々しい性格となります。

 

これがランチのもう一つの人格と設定が被っており紛らわしいことになるので、いなくなったのではないかということ。

 

個人的にはたぶん関係ないかなと思います。と言うのも、サイヤ人と地球人の混血が高い戦闘能力を持つとナッパが知ったとき、「スーパーサイヤ人ってとこか……」と呟いていたんですよね。

 

もちろん超サイヤ人のことではなくナッパが勝手に地球人との混血のことをそう呼称していただけなのですが、この時点で鳥山明氏が超サイヤ人の設定を考えていたとは思いにくいです。それこそ紛らわしいですし。

 

仮に考えていたとしても、別にランチはサイヤ人なわけでもないし、別にいても問題なかったでしょう。ランチがいるから設定に支障がでるというようなことはないはず。

 

ランチが登場しない理由に超サイヤ人は関係ないかなというのが僕の見解ですね。

 

まとめ

ランチが物語から消えたのは、二重人格設定に対してクレームが入れられたため、トラブルを避けるために退場させたものと思われます。

 

あくまで憶測に過ぎませんが、事実だとしたら悲しい話ですね。まあランチに思い入れがあるわけではないですけれど、この程度でクレームが入るのは嫌ですよね……。

 

後に『遊☆戯☆王』で二重人格の主人公や敵キャラクターが登場していますので、漫画での二重人格の表現も認められるようになってきたのでしょう。

 

『遊☆戯☆王』でも人格が変わると残虐な性格になるキャラがいたので、今の時代ならランチもクレームを入れられることはないのかもしれません。