【遊戯王】城之内がマリクに勝っていたらどうなっていたのか考えてみた

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バトルシティ編での決勝トーナメント準決勝にて、城之内とマリクが対戦します。

城之内とマリクではデュエリストとしての腕前もさることながら、神のカードを持っていない城之内の方がデッキ内容でも不利であり、誰もがマリクに分があると見ていました。

しかし城之内が奇跡の善戦を果たし、マリクをギリギリまで追い詰めます。だがマリクが持つ神のカード《ラーの翼神竜》の攻撃により、闇のゲームでモンスターと精神が繋がっている城之内の精神が燃え尽きて気を失い敗北しました。

ただ城之内がラーの攻撃を耐えることができていれば、城之内のターンでマリクにとどめを刺すことができていたんですよね。それによりマリクも、城之内ごときに追い詰められたということでプライドが傷ついたのか、なんかゲロってます。

《出典:遊☆戯☆王》

もし、城之内がラーの攻撃を耐えて、マリクに勝利することができていたらどうなっていたのか考えてみました。

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作中の城之内対マリクの内容

城之内とマリクの戦いは、マリクが仕掛けた闇のゲームにより、モンスターの痛みがプレイヤーに直結するというデュエルになっていました。

マリクはわざと拷問するためのモンスターを召喚し、城之内の精神を限界まで痛めつけていきます。当然マリクも自分のモンスターが攻撃されれば痛みを受けるのですが、彼はマゾなので大して痛がっていません。

デュエルの内容では城之内のプレイングが冴え渡り、最終的には城之内の方が押していました。それにより、マリクもラーの翼神竜を出さざるを得なくなります。

死者蘇生によりラーを不死鳥の姿で蘇生させ、1000ライフポイント支払って相手モンスターを全滅させるという効果を使います。

本来プレイヤーにダメージが入る効果ではないのですが、闇のゲームでモンスターと精神を繋げられているため、神の攻撃で焼き尽くされるモンスターの痛みを人間が耐えられるわけがないという判断でした。

《出典:遊☆戯☆王》

アニメだとここでエンディングとなって次回予告が流れます。あの有名な杏子のネタバレ次回予告です。

《出典:遊☆戯☆王デュエルモンスターズ》

やめて! ラーの翼神竜の特殊能力で、ギルフォード・ザ・ライトニングを焼き払われたら、闇のゲームでモンスターと繋がってる城之内の精神まで燃え尽きちゃう!

お願い、死なないで城之内! あんたが今ここで倒れたら、舞さんや遊戯との約束はどうなっちゃうの? ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、マリクに勝てるんだから!

次回、「城之内死す」。デュエルスタンバイ!

めっちゃ城之内を心配していたはずなのに、タイトルコールでは突然真剣なトーンで「城之内死す」と非情に告げ、その後元気な声で「デュエルスタンバイ!」と叫ぶサイコパスの杏子に誰もが恐怖したことでしょう。

実際に城之内はこの攻撃を受けてぼろぼろになり、意識がもうろうとします。しかし倒れずに次のターンを続けようとして、モンスターを召喚しダイレクトアタックしようとするのですが、攻撃宣言が終わる前に気絶してしまいました。(というか死にました)

マリクの算段では神の攻撃ですぐに死ぬと思っていたので、攻撃宣言ギリギリまで耐えられたことに驚愕していました。

《出典:遊☆戯☆王》

海馬も神の攻撃をギリギリまで耐えていた様子を見て、今まで凡骨と馬鹿にしてきた城之内のことをデュエリストとして認めています。

この最後の攻撃宣言が行われていたら城之内が勝っていたんですよね。ラーの翼神竜はエンドフェイズに墓地に戻ってしまうので、マリクは攻撃を防ぐ手段がなくライフが0になっていました。つまり、闇のゲームでなければ城之内が勝利していたのです。

城之内がラーの攻撃を耐えてマリクに勝っていた場合

城之内の精神力がもうちょっと高くてラーの攻撃を耐えられた場合、マリクに勝っていました。その場合、その後のストーリーはどうなっていたのか、ちょっと想像してみましょう。


~妄想スタート~

マリク「ぐ、ぐわぁああああああ! 俺のライフが0だと!?」

城之内「へ、へへ……やったぜ、遊戯……」

遊戯「城之内くん! 大丈夫か!」

城之内「あ、あぁ……。なんとか平気だぜ」

マリク「城之内ごときにこの俺が……ウ、オエェエッ!(ゲロゲロ)」

獏良「城之内くん! 舞さんが目を覚ましたよ!」

舞「城之内、あんたに助けられたよ。まさかマリクを倒すなんてね……流石あたしが見込んだ男だよ」

城之内「舞! 良かった! さぁマリクちゃんよ。神のカードとやらを渡しやがれ!」

マリク「ウ、オエェエッ!(ゲロゲロ)」

城之内「うわっきったね。ちょっとゲロついてんじゃん」

イシズ「まさか城之内が弟を倒すとは……私にもこの未来は見えませんでした。流石の千年タウクも、神のカードを持ちながら城之内に負けるとは思わなかったのかもしれませんね」

マリク「ウ、オエェエッ!(ゲロゲロ)」

海馬「フゥン! 凡骨デュエリストに負けるとはな。所詮は神の威を借りるだけの雑魚だったというわけか。レアカードを強奪するようなクズどもには相応しい末路だ」

マリク「ウ、オエェエッ!(ゲロゲロ)」

表マリク「過酷な運命の中で僕自身が生み出してしまった邪悪なる闇人格よ。仮にも僕と同じ存在なのに城之内に負けるなんて失望したよ。もう貴様の意志で僕を操ることなどできはしない!」

マリク「やめろ! やめろぉおおおギャアアアアアア、アア……(消滅)」

表マリク「遊戯、今まで申し訳なかった。一族が守り続けてきた千年アイテムを受け取ってくれ。千年ロッドと、千年リングも」

遊戯「ああ。俺も必ず準決勝で勝って、城之内くんとの約束を果たすぜ!」

海馬「フゥン! 遂に宿命のデュエルの時が来たようだな。ラーの翼神竜を持つ者がまさかあんな雑魚だったとは思わず、少々予定が狂ったが、やはり最強を決めるのは俺と貴様のようだな、遊戯!」

遊戯「望むところだぜ! 海馬!」

海馬「磯野ぉ! 最後のデュエルの準備をしろ!」

城之内「海馬てめぇ~! 俺との決勝戦を忘れてんじゃねーぞ!」

一同「ドッ(笑)」

~完~


あれ、なにこの幸せな世界……。

まとめ

城之内がマリクに勝っていたら、平和なバトルシティ決勝トーナメントを見ることができた。

遊戯が準決勝で海馬を倒して、決勝で遊戯と城之内が約束を果たすデュエルをするなんて盛り上がるに決まってるじゃないですか! あれ、マリク必要だったかなぁこれ……。

何にしても遊戯と城之内が本気で戦うのは見たかったですよね。バトルシティ編の最後に二人がデュエルするシーンが一コマだけ描かれているので、多分デュエル自体はしたのでしょうね。ファラオ編なんかよりこっちを見たかった人が大半だろうなあw