【ドラゴンボール】ベジータが不老不死になったらフリーザに勝てたのか?

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ナメック星では、三つの勢力によってドラゴンボールの争奪戦が行われました。

サイヤ人に殺されたピッコロたちを生き返らせたい地球人と、不老不死を目指すフリーザ一味、そして同じく自身の不老不死を求めるベジータ。

《出典:ドラゴンボール》

ベジータはフリーザには手も足も出ないためずっとフリーザ一味として甘んじてきたのですが、ドラゴンボールで不老不死にさえなればフリーザに怯えなくていいと考え、はっきりと反逆することになります。

実力的にはフリーザ以外に、ギニュー特戦隊にも劣り、またザーボンにも敗北してしまいます(ザーボンは変身することを知らなかったため、ベジータは勝てると思っていましたが)。

それでも不老不死になれば、今は勝てなくてもいずれ勝てる、という算段でした。結局ベジータの不老不死の願いは叶わずじまいでしたが、もしベジータが不老不死になったらフリーザにも勝てていたのでしょうか?

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ベジータは強くなれる自信があった

フリーザに反逆した時点で当然追われる立場となるわけですが、死にもせず老いることもないのであれば、時間はいくらでもあるわけですよね。

その間にベジータは修行を重ねて、戦闘力を上げていくつもりだったのでしょう。

特にサイヤ人は、死の淵から生還するたびに戦闘力を大きく向上させる性質があるので、これを利用すればどんどん戦闘力を上げていくことができます。

フリーザの力がいかに強大でも、時間をかければ強くなってフリーザを超える自信があったのかもしれません。

また、「不老不死になれば作戦次第で倒すことができるはず」と考えているときもありました。自分の命を恐れないのであれば自爆特攻もできるしそういう考えもあったのかな。

フリーザを過小評価していた

《出典:ドラゴンボール》

ベジータは、フリーザを過小評価していたのは否めません。

第一形態のフリーザは戦闘力530000であり、ナメック星到着時のベジータは24000程度なので、桁違いの差があります。

その上ザーボンに、フリーザも変身する種族であると聞かされてはいたものの、そこまで大きなパワーアップはあり得ないと考えていました。

第二形態フリーザが戦闘力100万以上は確実と発言していた際に驚愕していたことを考えても、100万もの戦闘力に到達するとは思っていなかったのでしょう。

ましてや、最終形態フリーザの戦闘力は、ファンの考察によると1億を超えると言われています。超サイヤ人にならないとどうしようもない差ですね。でも宇宙全体の征服を企んでいるベジータが超サイヤ人になれる気がしない……。

いくら不老不死になれても、実力差がありすぎたら勝ち目はないと思います。ベジータはフリーザの力を過小評価していたので、不老不死になれれば勝てると甘い見込みを持っていたものと思われます。

不老不死でも拘束されたらおしまいでは?

死にさえしなければいつかは勝てる、という考えがそもそも甘いと思うんですよね。

ベジータとフリーザほどの実力差があれば、ベジータを捕らえるのは時間の問題だと思います。ずっと気を消して隠れているのならともかく、修行していたら見つかってしまうでしょう。

殺すことはできなくても、拘束することはできるでしょうから、そうされたらベジータはどうしようもなくなるんじゃないかな。

逆に拷問されても死ぬことができない、ってかなりの地獄ですよ。幽遊白書であったなあそんな展開。

大体不老不死ってどういう理屈なんだろう。たとえば身体をばらばらにされても、魔人ブウみたいに再生するってことなのだろうか。

でも痛みはあるだろうし、永遠に拷問される存在となってしまいますね。死にたいと思っても死ねないので、そのうちベジータは考えるのをやめそう。

結論

ドラゴンボール争奪戦で出し抜き、ベジータが不老不死になれていたとしても、フリーザには勝てず拘束されていた、と予想します。

不老不死って羨ましいけど、なにがあっても死ねないってなると逆に怖いですね。死にたいときに死ねるって条件付きならなりたいと思う人は多そうだけど。

結局ベジータは改心後も不老不死になることはなかったけど、何故だろう。悪いことを考えていなければ、悟空たちも止めないのではないかと思うのだけど。

不老不死の一番の悲しみって、周囲が老いで死んでいくなか自分だけは死ねないことだと思います。

ベジータも、ブルマやトランクスという家庭をもったことで、不老不死になりたいと思わなくなったのかもしれませんね。

《フリーザ編は21巻から!》