【ドラゴンボール】天津飯の『太陽拳』という、強力な必殺技について解説!

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ドラゴンボールには様々な技が登場しますが、その多くが気を放出させるタイプの技で、どれも似たような性質の技です。

かめはめ波とギャリック砲は作中でも「そっくりだ」とベジータが発言していましたし、他の技も気を練って戦闘力を高めて放出するという点において、さほど差はありません。

元気玉は例外にしても、大体どの技も大きな実力差を埋めることはできない技ばかりなのですが、その中でも実力差に関係なく通用した強力な技が『太陽拳』です。

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太陽拳とは

《出典:ドラゴンボール》

天津飯が使用した『太陽拳』は、気を太陽光のような眩い光に変えて相手に放つ必殺技。

作中では珍しく攻撃能力のない技ですが、戦闘補助や逃走するための目眩ましとして活用されてきました。

ドラゴンボールでは、最も有名な『かめはめ波』が作中何度も使われていますが、実は同じ技が二度以上使われることって少ないんですよね。

太陽拳はサブキャラである天津飯が最初に使用した技でしたが、その後も悟空、クリリン、セルと他のキャラも使用し、その存在感をアピールしました。

どれも重要な局面で利用されて活躍している上、格上相手にも通用しているので、非常に優れた技であると言えます。

太陽拳の魅力

太陽拳の魅力は、何と言っても戦闘力に関係なく活躍できること。

かめはめ波などの直接攻撃系の技は、戦闘力に差がある格上相手に撃っても、ほとんどダメージを与えられません。

しかし太陽拳は、目がある相手に当てることができれば、戦闘力に関わらず一時的に視力を奪うことが可能です。

ドラゴンボールの世界では目で見ずとも空気の流れで相手の動きを読んだり、気の流れで居場所を探ったりもできます。

でも太陽拳による急な閃光を食らった相手は、目の痛みで一時的に気を探ったりする余裕もなくなるので、相手の視界から外れるにはうってつけの技なのです。

多くのキャラが使用した実績

太陽拳は元々天津飯の技ですが、悟空たち他のキャラも使用しました。

特に天津飯が教えたわけではなく、悟空やクリリンは見よう見まねで使っただけでしたが、割とあっさりと使えるあたり、簡単な技なのでしょうね。クリリンも難しい技じゃないって言ってましたし。

直接教わったわけでもなく多くのキャラが使う技というと、みんな大好きかめはめ波があるのですが、あちらは亀仙人の技だということが忘れられかねないほど、みんなぽんぽん使っています。

その点、悟空が太陽拳を使うときは「技を借りるぞ!」と、わざわざ天津飯がその場にいなくても一言述べてから太陽拳を発動していました。

太陽拳は天津飯の技、という認識がみんなにあるんでしょうね。だからピンチな局面以外では使わないようにしていたんでしょうか。

戦闘においてもっと活躍できたのでは?

太陽拳は、『格上との戦闘で逃走したいときに使う』というイメージのある技ですが、戦闘においてもっと活躍することもできたはずです。

発動までの隙も短く、不意に発動できる技みたいですので、格上相手じゃなくても戦闘中に浴びせることができれば、相手に大きな隙が生まれますよね。

フリーザ、セル、魔人ブウ戦でも活躍できたのでは? 悟空とセルはそこまで大きな戦闘力の差はなかったわけですから、太陽拳を戦闘に活用していればもっと善戦できていたかもしれない。

それでも使わなかったのは、やはり太陽拳に著作権でもあったのかもしれないですね……。天津飯は実力は低いけど、独自の技の開発には長けていたから、技を使われることに関してうるさかったのかも。

天津飯は技を教える役としてZ戦士に貢献するという道もあったと思うのですが、武闘家のプライドゆえに自分で闘いたかったのかなあ。まあ悟空たちが腕を四本にして闘っていたり、排球拳いくわよーとか言ってても嫌だけどね。